2006年02月06日

八重山はなぜアーチストが多いか?考

これは、あくまでも私的な雑感です。
八重山人にアーチストが多いのはなぜか? 例えば、BEGIN、日出克、Masaya & Yuzo、夏川りみ、新良幸人、大島保克、城間健市、平田大一etc・・・この世代には、共通した社会状況があるような気がする。
それは、この世代の青春時代は、テレビ放送はNHKしか放映されなかった
しかも、1日遅れや1週間おくれはざら、(私なんぞ紅白歌合戦は元旦にするものだと思っていたし、相撲なんか新聞で結果わかっているのにどきどきしながら見ていたのだ(笑))

当然、情報は雑誌やラジオ、場合によってはうんと遅れた映画(東映まんがまつり)など限られていた。八重山人は、月刊誌明星や平凡の付録の歌の本を持ち出し、友人宅でギターをかきならしフォークやロックを歌っていた。公民館での99円コンサート(100円以上になるとなんやかんやうるさかったらしい)は、最高の舞台だった。(登野公民館などは松竹梅のバックだったことを覚えている)最後は盛り上がってみんなで踊った(あーー懐かしい!中高生の健全な深夜はいかい(笑)


中には作詞作曲し一世を風靡した輩もいる。 
ラーメンこと黒島氏の「たんぽぽ」は、40代以上の八重山人なら一度は歌ったことがあるだろう。
今をときめく日出克を中心とした「やもり」というバンドもオリジナルを中心とした歌などかなり人気があった。わたしは、個人的にはコットンクラブのNaka持兄弟やカリスマ性のある池原コーイチ兄々、白玉の兄貴などが忘れられない。(ごめんねマニアックで・・・)


また、八重山音楽祭の存在も大きい!高校時代のBEGINは予選落ちしたぐらいだ(笑)
長くなったが、NHKしか入らない状況は、自ら学ぶ意欲や創作意欲に大きく寄与したカタチになるのではないかと考える。いずれにしても八重山というところは、我がふるさとながら未知の世界である

どうですか?まー先生? ※BIGEN→BEGINになおしました。ありがとうございます。綴りは難しい!




Posted by Mrナカモリ at 23:20│Comments(2)
この記事へのコメント
なるほど、、、NHKとの関係は初めての考察ですねえ、、。
それもありかもねえ。妙に汚染されなかった、、、という。

しかしグループサウンズの人気者が見れなかったのは
悲しかった。
私はタイガースをテレビで見たかった!

ところで八重山の音楽家に関しては、いつもDNAですかねえ、、、と答えているのですが、DNAではなくNHKですか。(笑)

BIGEN→BEGINです。(^^
Posted by まー先生 at 2006年02月07日 00:33
NHKのみの放送とギターが流行ったことは、大きいと思います。
新聞配達や牛乳配達を小中高校時代に経験してギターを手に入れた人も沢山いましたね。しかし、民放への憧れは、離島ならでは、ですねぇ。
Posted by Mrナカモリ at 2006年02月07日 14:17
 
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